0830 聖なるセンシビリティ

クリスマスが待ち遠しい。

大学に入ってからケーキ屋でアルバイトをしているため、クリスマスに自由が無くなった。

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クリスマスと言えば、小学生のころに住んでいた中国でパーティーの記憶。

そこで、謎に崖の上のポニョを熱唱した気がする。

 

親と一緒に、日本から取り寄せた雑誌をもとに、ツリーのオーナメントを作ったのも良い思い出。

私の馴染みのクリスマスソングは、周りが全く知らなかったりする。

それは、悪いようで良い。

特別な、自分だけの思い出。

 

中国の大きいデパートでシルバニアの家具をクリスマスプレゼントに買ってもらった事も、心に残っている。

日本より寒い中国のデパートは、日本より暖かく感じられる。

今より背が低かったからか、デパートもビルもとてつもない大きさに見えた。

20歳になった今、改めて訪問したらどんな感想を持つのか、自分でも知りたい。

 

日本に住んでいる歴の方が長いのに、中国に住んでいた時のことばかり思い出してしまうのは、様々なエンタメに触れたのが中国に在住していたときだったからだ。

 

ハリーポッターとの出会い、ディズニー・ジブリ作品の鑑賞・『ちゃお』を取り寄せ購読、子供向け料理本を取り寄せ購読、サンタさんに頼んだCD・たくさんの知育玩具。

日本の小学生のように自由に街に繰り出しいた遊べないからこそ、エンタメが生活を支えていた。

 

私の見聞の広さは、中国で培われたといっても過言ではない。

 

そこには、やはり”親が与えてくれていた”という事実がある。

「産んで育ててくれたこと」の次に、「エンタメを私に与えてくれたこと」を感謝している。

これからの長い人生、たくさん取り込んで、生活に彩りを添えていきたい。